2004/B5/メンバー紹介

櫻井 卓也

工学部 電気電子工学科
プログラミングをやったのはこの授業が初めて
コンピュータの勉強を楽しんでいる
エンジニア志望
まじめ
物理学が好き
昔から国語が苦手
理論と実践
もの思いに耽っている
読書が趣味
本棚には岩波新書が8冊、岩波ジュニアが8冊、
講談社現代新書が10冊、講談社ブルーバックスが15冊、貯蔵されている
ただし文学や漫画は全然読まない
主にロボットを組み立てる

私はロボットやコンピュータにきわめて深い興味があり、それゆえ、この
ロボティクス入門ゼミを受けようと思った次第である。私たちが製作した
ロボットはコンピュータ制御で動くものである。コンピュータなど所詮機
械的に計算する代物である。したがって、コンピュータとそろばんは本質
的には同じである。コンピュータが考える、というのは間抜けた表現であ
る。機械は考えることができないのである。考えていないからこそ機械な
のである。現象的に考えているように見えても本質的には考えていないの
である。また、コンピュータは言語の意味を理解することができない。コ 
ンピュータが認知できるのは言語表現における表現形式だけである。コン
ピュータにとっては量と形式しかわからないのである。音声言語は感性的
には空気の振動であるが、この空気の振動をどんなに物理的に調べたとこ
ろで、超感性的な存在たる言葉の意味を見出すことはできない。実に、コ
ンピュータも結局のところ機械にすぎず、したがって、コンピュータは感
性的な存在を形式の側面において認知することは可能であっても超感性的
な存在を認知することはできない。そして、この授業のなかで製作したロ
ボットがプログラム通りに動作することもまたコンピュータが機械的な計
算をしているにすぎない。私はこの授業においてコンピュータ制御で実際
にロボットを動かした。私はこの経験を通じて機械の本質を感じとったと
いうわけである。

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Last-modified: 2005-02-16 (水) 16:56:13