[[2009a]]
*私達のロボットができるまで[#gd425900]
 今回の課題のロボットは''「お絵描きロボット」''&br; 内容は自分たちのロボットにペンを装着させ、それぞれお互いの顔を描くというものだった。&br; 私達が考えたロボットは''「simple is the best」''最初に作った機体をフルに活かしたものであった。&br; まず、考えたのはやはり''アーム''である。どうすれば必要最小限の部品量でアームが作れ、かつ安定してかけるか?&br; そこで注目したのは''重力''。重力を活かせば、安定して描ける。その作戦は見事に成功。最初は重心が安定せず機体自体が倒れてしまうこともあったのだが、電池BOXの位置を縦から横に変更したことで解決した。残念ながら、アームはシンプル過ぎて少し輪ゴムを使ってしまうことになったが、手作り感があってまた良い!&br; こうして私達のお絵描きロボットができあがった。
*プログラミング [#ac5777e7]
 今回、一番苦労したのがこのプログラミングだ。
**「簡易版河島氏」 [#t7822bd7]
 まず考えたのがどのようにすれば円が描けるのか?そして、アームは機体の右端に付けてAドライブを正回転させ、Cドライブを逆回転させるのが、一番適当な大きさの円を描ける方法ということが分かった。&br; 次に取りかかったのが、口である。口は比較的簡単にできた。ただの方向転換と直進で表現した。&br; 次が目で河島氏の少し細めの目を''如実''に表現している。ここの距離の間隔をとるのが大変だったことを覚えている。 &br;これでできたのが、我々の初のプログラミング作品''「簡易版河島氏」''である。他にもやることが''た〜くさん''ある私達は彼を改良することができなかったが最初の作品にしてはなかなかの出来である。
*感想 [#z36e16f8]
**河島氏 [#a9459379]
 今回、私が主に担当したのはアームの作成、「簡易版柳原氏」のプログラミングだ。&br; まずアームだが、なかなか難しいものだった。よし、つくろう!という意気込みは誰よりもあったのだ。しかし、やろうやろうと思えば思えば思うほど意外にもアイディアは浮かばず、簡易型のアームではあるのだが、随分時間を喰ってしまった。それでも作ったアームは重力を最大限に活かし、スラスラと絵を描いた。その喜びは天にも昇る様な思いだった!&br; しかし、次に作った「簡易版柳原氏」のプログラミングがその上をいく喜びを与えてくれるとは思ってもみなかった。そのクォリティは遥かに「簡易版河島氏」を越え、描く線の一つ一つが呼吸でもしているかの様な美しさであった。確かに本物の柳原氏にはほど遠いが、苦労したプロミングは実に良い作品だと言えよう。&br; 今回の課題を通して感じたのはロボットと人体の違いで、如何に人体が複雑に出来ているかということである。私が保健学科に属しているかもしれないが、人体の複雑さを改めて感じさせられた課題であった。私が自分の人生全てを注ぎ込んで、人間そっくりのロボットを作れるだろうか?きっと無理であろう。きっと、人間は自分以上の存在を作ることはできないようになっているのではないか?答えはないのだが、まあそんなこんなで人体の凄さを改めて実感させてもらった素晴らしい課題であった。

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