*ロボットの紹介 [#c5cbaaad] *コース攻略 [#k6a1f254] #ref(robocon2013Hiko.png) ロボコンのフィールド平面図 フィールドの説明 フィールドは課題1で使用した紙を2枚つなぎ合わせる 図のように直線を二本加える 図のように空き缶を配置する(緑色) *ルール [#ubced72e] 基本ルール 競技時間は審判が続行不能と判断するまで、あるいはリタイアするまで。 書き足した直線部からスタートする。 図の上部からスタートしたロボットAがピンポン玉を取りにいく 直線部までピンポン玉を持ってくる (1) 直線部に入ってからロボットBへパスを送る (2) ロボットBは直線部でパスを受け取る ロボットBは直線部でパスを送る (3) ロボットAは直線部でパスを受けとる ロボットAは直線部でパスを送る (4) ロボットBは直線部でパスを受け取る ロボットBがゴールの空き缶の近くまでピンポン玉を運んで空き缶に当てる (5) (ただし黒い線で囲まれた空き缶の領域には入ってはいけない) ロボットBはシュートをした後もう一つのピンポン玉を取りにいく 以後は、これまでのAとBの役割を反対にして、パスを繰り返し、最終的にはロボットAがもう一つのゴールにシュートする。 開始の合図から5秒以内にスタートボタンを押す作業を完了すること。 競技が終了するまで、ロボットに触ったり人間が遠隔で操作してはならない。 途中でうまく動かなくなった場合、1回限り再スタートすることができる(再スタートの際に別プログラムで起動してよい)。 *プログラムの説明 [#q87c2890] #define THRESHOLD 37 // 閾値 #define HIPOWER 7 #define LOWPOWER 2 #define set_power_H SetPower(OUT_AC,HIPOWER); #define set_power_L SetPower(OUT_AC,LOWPOWER); // カーブを走る時のパワー #define set_power_N SetPower(OUT_B,LOWPOWER); // ボールをパスしたり、捕まえたりする時のパワー #define go_fwd set_power_H; OnFwd(OUT_AC); // 直線を走る時のパワー #define arm_fwd set_power_N; OnFwd(OUT_B);Wait(30);Off(OUT_B); // ボールを蹴る動き #define arm_bwd set_power_N; OnRev(OUT_B);Wait(30);Off(OUT_B); // ボールを捕球する動き #define turn_left1 set_power_L ; OnFwd(OUT_C);OnRev(OUT_A); #define turn_left0 set_power_L ; OnFwd(OUT_C);Off(OUT_A); #define turn_right0 set_power_L ; OnFwd(OUT_A);Off(OUT_C); #define turn_right1 set_power_L ; OnFwd(OUT_A);OnRev(OUT_C); #define STEP 1 #define nMAX 150 #define short_break Off(OUT_AC); Wait(100); #define CROSS_TIME 300 #define cross_line set_power_L; OnFwd(OUT_A);OnRev(OUT_C); Wait(CROSS_TIME);short_break; ↑ここまでがプログラムの定義 sub followline_l () { int nOnline=0; int MOVETIME; MOVETIME=0; SetSensor(SENSOR_2,SENSOR_LIGHT); // センサー2に光センサーがついていることの確認 PlaySound(SOUND_UP); // 音を鳴らして、順調に動いているか確認 MOVETIME=MOVETIME+500; while(nOnline < nMAX && FastTimer(0)<=MOVETIME){ if(SENSOR_2< THRESHOLD -14) { turn_left1; nOnline++; }else{ if(SENSOR_2< THRESHOLD -10){ turn_left0; }else if(SENSOR_2< THRESHOLD -7){ go_fwd; }else if(SENSOR_2< THRESHOLD -1){ turn_right0; }else{ turn_right1; } nOnline=0; } Wait(STEP*10); } } ↓ここからサブルーチン sub followline_r () { int nOnline=0; int MOVETIME; MOVETIME=0; SetSensor(SENSOR_2,SENSOR_LIGHT); MOVETIME=MOVETIME+500; PlaySound(SOUND_DOWN); while(nOnline < nMAX && FastTimer(0)<=MOVETIME){ if(SENSOR_2< THRESHOLD -14) { turn_right1; nOnline++; }else{ if(SENSOR_2< THRESHOLD -10){ turn_right0; }else if(SENSOR_2< THRESHOLD -7){ go_fwd; }else if(SENSOR_2< THRESHOLD -1){ turn_left0; }else{ turn_left1; } nOnline=0; } Wait(STEP*10); } } ↓二つ目のサブルーチン sub followline_l1 () { int MOVETIME; MOVETIME=0; SetSensor(SENSOR_2,SENSOR_LIGHT); MOVETIME=MOVETIME+500; PlaySound(SOUND_LOW_BEEP); while(FastTimer(0)<=MOVETIME){ if(SENSOR_2< THRESHOLD -14) { turn_left1; }else{ if(SENSOR_2< THRESHOLD -10){ turn_left0; }else if(SENSOR_2< THRESHOLD -7){ go_fwd; }else if(SENSOR_2< THRESHOLD -1){ turn_right0; }else{ turn_right1; } Wait(STEP*10); } } } ↓ここからメインタスク task main () { SetSensor(SENSOR_2,SENSOR_LIGHT); ClearTimer(0); int nOnline; int MOVETIME; while(FastTimer(0)<=700){ followline_l(); } Off(OUT_AC); Wait(50); PlaySound(SOUND_DOUBLE_BEEP); ClearTimer(0); while(FastTimer(0)<=700){ followline_l(); } Off(OUT_AC); Wait(50); PlaySound(SOUND_DOUBLE_BEEP); ClearTimer(0); turn_right0; Wait(100); Off(OUT_AC); Wait(50); go_fwd; Wait(50); Off(OUT_AC); Wait(50); OnFwd(OUT_B); Wait(10); Off(OUT_B); turn_left0; Wait(100); Off(OUT_AC); Wait(50); while(FastTimer(0)<=700){ followline_l(); } Off(OUT_AC); Wait(50); PlaySound(SOUND_DOUBLE_BEEP); ClearTimer(0); while(FastTimer(0)<=700){ followline_l1(); } PlaySound(SOUND_DOUBLE_BEEP); turn_left1; Wait(30); ClearTimer(0); while(FastTimer(0)<=700){ followline_r(); } Off(OUT_AC); Wait(50); PlaySound(SOUND_CLICK); turn_left1; Wait(20); ClearTimer(0); while(FastTimer(0)<=700){ followline_l(); } } -このプログラムのポイントは、課題1でプログラムが長くなりすぎてしまった反省を踏まえ、サブルーチンを駆使し、プログラムを見やすいようにすっきりとまとめたところです。 -タイマーを使っているので、足場や部屋の明るさが少しでも変わってしまうと成功確率に大きな影響を与えるのが、問題点です。 -動作を一つ一つするごとに音を鳴らすことで、どこがうまくいかないのかがすぐにわかるようになり、課題1に比べてプログラムを直す手間が格段に楽になりました。 *まとめ [#r36f88f5] -ロボットにパスをさせるというのは、自分が同じことをするのとはまるで異なり、とても難しく困難を強いられました。パスを通すには一台目が、狙い道理の場所に正確なパスをだし、なおかつ二台目がそのパスの来る場所にあらかじめいて、そのパスをキャッチしなければなりません。最初は、赤外線通信を用いて、ロボットにパスをさせようとしましたが、あまりうまくいかず、一回目の課題に使用したタイマーでロボットを動かすようにしました。そのため、一回目と同じように、電池の消費によるロボットの移動距離・速度の差に悩まされました。 -一回目と同じように、今回もチームのみんなに頼りきりになってしまい、本当に迷惑をかけてしまったことにとても後悔をしています。また機会があったら、今度こそみんなの役に立つ働きをしたいと思っています。 -私自身が、工学部機械システム工学科なこともあり、自分で設計・プログラミングしたロボットを動かし、改良していく作業はきっとこれからの未来に役に立つと思います。とてもいいメンバーに恵まれ、いい経験ができた素晴らしい授業でした。チームのみなさん、本当にありがとうございました。