松本成司  (matsu AT johnen.shinshu-u.ac.jp)

このページは信州大学で開講している「[[ロボティクス入門ゼミ]]」という授業用として配布している非公式の Debian Live CD と Debian Live USB (正しい名前は?) のイメージのダウンロードページです。 

このイメージは [[live-helper:http://wiki.debian.org/DebianLive]] というツールを使って作成してありますが、基本的には Xfce4 デスクトップ環境を日本語化 (表示・入力など) する上で必要なパッケージを追加して、 [[NQC:http://bricxcc.sourceforge.net/nqc/]] という LEGO Mindstorms 用の開発環境を使えるようにしたものです。しかし NQCの他にも、ブラウザ (iceweasel, w3m) やオフィス・スイート (openoffice.org)、グラフィクス関連のソフト (gimp, xfig, inkscape)、g++、 ruby、openssh-client などを追加してありますので、 一般的な(?)ライブCD、ライブ・システムとしてもそれなりに使えるのではないかと思います。
ただし、NQC での入門的なプログラム開発を第一の目標にしているので、Debian の各パッケージの設定は基本的にはデフォルトのままです (ほとんどカスタマイズしていません、が、それほど問題なく使えています --- 開発者の方々に感謝!)。

使用は自己責任でお願いします (授業の受講生に対しては、可能な範囲でサポートします)。
もしここで配布しているイメージやこのサイトの情報を利用してなんらかの被害を被っても、松本はいかなる責任も取ることはできません (もちろん各ソフトウェアの開発者やメンテナも責任をとることはできません)。

目次
#contents

* 最新版のダウンロード (sid, unofficial, 686用カーネル) [#f168d805]
以下のイメージの置き場所は暫定的なものなので近いうちに変更するかもしれません。

- USBメモリ用イメージ

-- [[debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.img:http://koma.shinshu-u.ac.jp:8080/debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.img]] (約593MB)
-- debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-bigmem.img (リクエストが多ければ用意します)~
(4GB以上のメモリを積んだマシン用)

- ISO(CD用)イメージ
-- [[debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.iso:http://koma.shinshu-u.ac.jp:8080/debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.iso]] (約582MB)

- 収録パッケージ一覧
-- [[debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.packages:http://koma.shinshu-u.ac.jp:8080/debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.packages]]


* 改変・再配布について [#n57ab8e2]

上記ディスクイメージの使用・コピー・再配布は自由ですが、ライセンスに関する次の点に注意してください。
カスタマイズ (というかビルド)の方法は、[[本家のページ:http://wiki.debian.org/DebianLive]]や[[本サイト内のページ>DebianLive/Build-HOWTO]]を参考にしてください。
カスタマイズやビルドの方法は、[[本家のページ:http://wiki.debian.org/DebianLive]]や[[本サイト内のページ>DebianLive/Build-HOWTO]]を参考にしてください。

これらのディスクイメージに含まれているソフトウェアは、''以下に挙げる non-free なパッケージを除いて''、Debian GNU/Linux の main セクションに含まれているパッケージだけで構成されています。
つまりそれらは [[Debian Free Software Guideline (DFGL):http://www.jp.debian.org/social_contract.ja.html#guidelines]]に適合するライセンス (GPL2など) で配布されていますので自由に改変・再配布可能です。ソースは apt-get で Debian のミラーサイトから入手できます。

一方、次に挙げたいくつかのパッケージについては、再配布自体は許可されているものの改変再配布が許可されていません。
詳しくは、各パッケージのコピーライト・ファイル (/usr/share/doc/*/copyright) をご覧ください。
- 日本語PDF関連 (改変禁止の Adobe の CMap ファイルが含まれている(([[debian-users MLの関連スレッド:http://lists.debian.or.jp/debian-users/200711/msg00145.html]])) )
-- xpdf-japanese
-- cmap-adobe-japan1 
- Wirelessカードのfirmware (バイナリで配布されていて改変禁止)
--atmel-firmware
--firmware-iwlwifi
--firmware-ralink
--libertas-firmware
--zd1211-firmware

このライブシステムに含まれない、ネットワークやグラフィックスの non-free なバイナリ・ドライバが必要な場合は [[sidux のページのヒント:http://manual.sidux.com/ja/hw-dev-hw-dri-ja.htm]]を参考にしてセットアップすれば動く可能性があると思います。

* ライブUSBメモリの作成 [#c3bbacd0]

詳しくは本家のページ
「[[Generation of images for USB memory sticks:http://wiki.debian.org/DebianLive/Howto/USB]]」(wiki.debian.org) をご覧ください。

** GNU/Linux 上 [#q8580fdc]
USBメモリをマウントしていない状態で dd を使ってイメージを書み込みます。
 dd if=イメージファイル名 of=デバイス名
(例)
 dd if=debian-live-sid-i386-xfce-nqc-ja-unofficial-686-20081110.img of=/dev/sdb bs=1024k
ここで「イメージファイル名」はダウンロードしたイメージのファイル名で、「デバイス名」は /dev/sdb などのUSBメモリのデバイス名です (ここでのデバイス名は /dev/sdb1 のようなパーティション番号まで含んだものではなくデバイスまるごとの名前です)。デバイス名が分からない場合には /dev/disk/by-id/ にあるリンクを参考にしてください。

イメージをコピーすると、ライブシステム用のパーティションが一つできます (例えば /dev/sdb1)。
そこで cfdisk などのパーティション操作のツールでさらにホーム用のパーティションを追加します。
 cfdisk デバイス名
(例)
 cfdisk /dev/sdb
ここでも「デバイス名」は /dev/sdb のようなデバイスまるごとの名前です。

ホーム用のパーティションを追加したら、そのパーティションを ext3 (または ext2) でパーティションの初期化して home-rw というラベル名をつけます。
 mkfs.ext3 デバイス名 -L home-rw
(例)
 mkfs.ext3 /dev/sdb2 -L home-rw
ここの「デバイス名」は /dev/sdb2 のような追加したパーティションのデバイス名です。
これでライブUSBメモリのできあがりです。ユーザのデータや設定もちゃんと保存できます。

** Windows上 [#zc68c9fc]

[[本家の Wiki:http://wiki.debian.org/DebianLive/Howto/USB]]によると [[WinRaWrite:http://www.chrysocome.net/rawwrite]] というツールを使えば簡単にコピーできるようです。(松本はまだ試していません)

** MacOS上 [#j68ea8b5]
(作成中)

* ライブCDの作成 [#m3f027c5]

** GNU/Linux 上 [#e4e3fb2a]
cdrecord や wodim を使えばコマンド一発で書き込めます。例えば
 wodim -eject ISOイメージファイル名

** Windows上 [#vd45679c]
ISOイメージからCDを作成できるCD/DVDライティングツールを使ってください。

** MacOS上 [#e4ab8847]

* ライブシステムの使い方 [#m09248dc]
授業用に作成した「[[DebianLive/使い方]]」を参考にしてください。


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